親孝行とは?意味と今できること|小さな親孝行のアイデア7つ
親孝行とは何か、その意味をやさしく解説します。「孝」という字の成り立ちの説や、「親孝行したいときに親はなし」ということわざ、話を聞くコツ、今日からできる小さな親孝行のアイデアを7つ紹介します。

「親孝行しなきゃ」と思いながら、何をすればいいのか分からない。そんな人は多いのではないでしょうか。
親孝行とは、親を大切にし、親が安心して喜べるように心をくばることです。旅行やプレゼントのような大きなことでなくても、電話一本、ひと言のお礼も立派な親孝行です。
親孝行の意味
「孝行(こうこう)」は、親を敬い、大切にすることを言います。そこに「親」がついて「親孝行」です。
反対の言葉は「親不孝」。親を悲しませたり、心配をかけたりすることです。
「孝」という字
「孝」という字は、「老」の上の部分と「子」が合わさった形です。年老いた親を、子が下から支えている姿を表している、という説がよく知られています。
親を大切にする考え方は、中国の儒教(じゅきょう、孔子の教え)でとても重んじられました。その考えが日本にも伝わり、長く大切にされてきたと言われます。
親孝行したいときに親はなし
「親孝行したいときに親はなし」ということわざがあります。
親のありがたさに気づくころには、親はもういない。だから、できるうちにしておきなさい、という教えです。
少し胸が痛くなる言葉ですが、責めるための言葉ではありません。「今からでも遅くない」と背中を押してくれる言葉だと受け止めてみてください。
今できる小さな親孝行7つ
親が喜ぶことは、案外シンプルです。
- 「元気?」と電話やメッセージを送る
- 子どものころの話を聞く
- 一緒にごはんを食べる
- 昔の写真を一緒に見る
- 親の得意料理の作り方を教わる
- 「ありがとう」を言葉にして伝える
- 自分が元気に暮らしている様子を見せる
とくに「話を聞く」ことは、多くの親にとってうれしいものです。自分の生きてきた道を、子どもが知りたがってくれる。それだけで、心が温かくなる人は少なくありません。
「話を聞く」親孝行のコツ
話を聞くときは、答えやすい質問から始めるのがコツです。
- 「子どものころ、好きだった食べものは?」
- 「はじめて働いたのは、どんなところ?」
- 「おじいちゃん、おばあちゃんは、どんな人だった?」
昔の写真を見ながら聞くと、話がふくらみやすくなります。聞いた話は、メモや録音で残しておくと、あとで家族の宝ものになります。
親が自分の親(あなたの祖父母)の話をするとき、少しなつかしそうな顔をすることがあります。その時間そのものが、親にとっての喜びになるのです。
遠くに住んでいても
離れて暮らしていると、なかなか会えません。それでも、写真を一枚送る、季節の便りを出すなど、できることはたくさんあります。「気にかけているよ」という気持ちが伝われば、距離は関係ありません。
親との関係はそれぞれ
親との関係は、家ごとに違います。距離をとったほうがよい場合もあります。親孝行は「こうしなければ」というものではありません。自分のできる形で、無理のない範囲で考えれば大丈夫です。
よくある質問
親孝行は何をすればいいの?
決まった形はありません。連絡をとる、話を聞く、元気な姿を見せる。そうした日々の小さなことが、親にとっていちばんの喜びになることも多いです。
親が亡くなったあとでも親孝行はできる?
お墓参りや、親の思い出を家族で語ることも、親を大切にする形の一つと考えられています。親から受け継いだものを次に伝えることも、その一つでしょう。
今日の一歩
今日、親に短いメッセージを送ってみてください。「最近どう?」だけでも十分です。
余裕があれば、「子どものころ、どんな遊びをしていた?」と聞いてみましょう。親の知らなかった顔が見えてきます。聞き方のコツは家族に聞く七つの質問にまとめています。
文・つっちー



