墓誌の読み方|お墓は家系図の手がかりの宝庫
墓誌(ぼし)や墓石の横には、戸籍にも残っていない家の記録が刻まれていることがあります。お墓参りで見たい、墓誌の読み方のポイントです。

お墓参りのとき、手を合わせたら、少しだけ墓石のまわりを見てみてください。そこには、家系図をつくるための手がかりがたくさん刻まれています。
どこに、何が書いてあるか
- 正面 … 「〇〇家之墓」など、家の名前。家紋が入っていることもあります
- 墓誌(ぼし) … 横に立っている板状の石。そのお墓に眠る人の戒名・俗名(生きていたときの名前)・亡くなった年月日・享年が並んでいます
- 側面や裏 … お墓を建てた年と、建てた人の名前(「〇〇建之」)が彫られていることが多いです
墓誌は、亡くなった順に名前が並ぶので、それだけで小さな年表になります。
戸籍には無い情報がある
戸籍に載っているのは、名前と生年月日、続き柄などです。でもお墓には、戒名が刻まれています。戒名には、その人の人柄や暮らしぶりを表す字が選ばれていることがあります。
また、幼くして亡くなった子どもの名前が、墓誌にだけ残っていることもあります。家族の中でも、もう語られなくなった人です。
見るときに気をつけたいこと
- 文字が読みにくくても、こすったり、削ったりしないでください
- 古い墓石は傷みやすいので、触るのはやさしく
- 写真に撮っておくのがいちばんです。帰ってから、ゆっくり読めます
- よそのお家のお墓は、勝手に写さないようにしましょう
次のお墓参りで
次のお墓参りでは、お花と線香のあとに、スマホで墓誌を一枚撮ってみてください。
そこに並ぶ名前を、家系図に書き写すところから始められます。家系図そのものは、家系図診断でわかる範囲から書けます。
文・つっちー



