戸籍の郵送請求のやり方|必要なもの5つと書き方のコツ
戸籍を郵送で請求するやり方を、必要なもの5つ(請求書・本人確認書類・定額小為替・返信用封筒・関係がわかる書類)にそってやさしく解説。手数料の目安や、届くまでの日数、よくある注意点もまとめました。

戸籍は、本籍地の役所に行かなくても、郵送で取り寄せることができます。
封筒に入れるものは、請求書・本人確認書類のコピー・手数料(定額小為替)・返信用封筒の4つが基本です。本籍地が遠いときや、昔の戸籍をたどるときに、とても役に立つ方法です。
戸籍の郵送請求に必要なもの
まず、封筒に入れるものをそろえましょう。
- 請求書 … 本籍地の市区町村のサイトから印刷できることが多いです。なければ便せんに必要なことを書いても受け付けてもらえる場合があります
- 本人確認書類のコピー … 運転免許証やマイナンバーカード(表面だけ)など。住所が書いてある面をコピーします
- 定額小為替 … 手数料の代わりに送る、郵便局で買える証書です
- 返信用封筒 … 自分の住所と名前を書き、切手を貼っておきます
- 関係がわかる書類(必要なときだけ) … 祖父母など、自分の戸籍に載っていない人の戸籍を取るとき、つながりを示す戸籍のコピーを添えます
返信用封筒の宛先は、本人確認書類に書かれた住所にするのが原則です。ほかの場所に送ってほしいときは、事前に役所に確かめましょう。
手数料の目安と定額小為替の買い方
手数料は自治体が決めますが、多くの市区町村で次の額になっています。
- 戸籍謄本(いまの戸籍の全部事項証明書) … 1通450円
- 除籍謄本・改製原戸籍謄本(昔の戸籍) … 1通750円
送る前に、本籍地の市区町村のサイトで金額を確かめてください。
定額小為替は、ゆうちょ銀行や郵便局の窓口で買えます。1枚ごとに200円の発行手数料がかかります。450円や750円の小為替もあるので、1通分を1枚で用意できます。
昔の戸籍は、何通出てくるか事前にわからないことがあります。少し多めに入れて、「余った分は返してください」と書き添えると安心です。おつりの返し方は自治体によって違うので、気になるときは電話で聞いてみましょう。
また、定額小為替には有効期限(発行から6か月)があります。買ったら早めに送りましょう。
請求書の書き方とコツ
請求書で迷いやすいのは、次の3つです。
- 本籍と筆頭者 … 戸籍は「本籍」と「筆頭者(戸籍のいちばん初めに書かれた人)」で探します。わかる範囲で正確に書きます
- 必要な戸籍の種類 … 先祖をたどるなら「除籍謄本・改製原戸籍謄本も含めて、取れるものすべて」と書くと話が早いです
- 使い道 … 「家系図作成のため」「相続手続きのため」など、目的を書きます
日中に連絡がつく電話番号も書いておきましょう。わからないことがあると、役所から問い合わせが来ます。
届くまでは、1〜2週間ほどかかることが多いです。届いた戸籍に、前の本籍地が書いてあれば、そこへ次の請求をします。こうして一つずつさかのぼっていきます。
なお、2024年3月から、本人や親子などの戸籍は、近くの役所の窓口でまとめて取れる「広域交付」も始まりました。窓口に行けるなら、こちらも選べます。
よくある質問
兄弟やおじ・おばの戸籍も郵送で取れますか?
兄弟姉妹やおじ・おばは、自分から見て直系(まっすぐ上か下の家族)ではありません。相続など、はっきりした理由がないと取れないことが多いです。
請求してから何日くらいで届きますか?
郵送の往復と役所の作業で、1〜2週間ほどが目安です。混みあう時期や、古い戸籍を探すときはもう少しかかることもあります。
今日の一歩
まずは自分の戸籍を1通、郵送で取り寄せてみましょう。そこに書かれた「従前の本籍」が、次にたどる場所を教えてくれます。
どの順番で請求すればいいかは、戸籍の取り寄せ方にまとめています。
文・つっちー



