家系図のプレゼント|還暦・米寿・結婚のお祝いに贈る
家系図のプレゼントは、還暦や喜寿、米寿などの長寿のお祝いや、結婚の記念日の贈りものに選ばれています。賀寿の年齢の一覧、贈るときの準備の進め方や、喜ばれる工夫、気をつけたい点もまとめました。

家系図は、長寿のお祝いや結婚の記念に贈るプレゼントとして選ばれることがあります。
物は使えばなくなりますが、家系図は家族の歩みそのものです。「あなたがいたから、今の家族がある」という気持ちを、形にして渡すことができます。
家系図を贈る主な場面
長寿のお祝い(賀寿)
長生きを祝う節目を「賀寿(がじゅ)」と言います。主なものはこちらです。
- 還暦(かんれき) … 60歳。生まれた年の干支(えと)に戻ることから
- 古希(こき) … 70歳
- 喜寿(きじゅ) … 77歳。「喜」をくずした字が「七十七」に見えることから
- 傘寿(さんじゅ) … 80歳
- 米寿(べいじゅ) … 88歳。「米」の字が「八十八」に分けられることから
- 卒寿(そつじゅ) … 90歳
- 白寿(はくじゅ) … 99歳。「百」から「一」を取ると「白」になることから
もともとは数え年(生まれた年を1歳と数える年齢)で祝うものでした。今は満年齢で祝う家も多く、どちらでもかまいません。還暦は満60歳で祝うのが一般的です。
結婚・結婚記念日
結婚する二人に、両家の家系図を一枚にまとめて贈る形もあります。二つの家が結ばれたことが、目で見て分かります。
結婚25年目の銀婚式、50年目の金婚式に、夫婦から始まった子や孫の広がりを家系図にするのも喜ばれます。
家系図をプレゼントするときの進め方
家系図は、作るのに時間がかかります。お祝いの日から逆算して、早めに動き始めましょう。
- 誰を中心にした家系図にするか決める
- 家族や親戚に話を聞く
- 戸籍を取り寄せて、名前と親子関係を確かめる
- 形(額、掛け軸、冊子など)を決めて仕上げる
戸籍の取り寄せは、本籍地が遠いと時間がかかることがあります。専門家に頼む場合も、仕上がりまでの日数を先に確かめておくと安心です。
形の選び方
贈る相手や飾る場所に合わせて、形を選びましょう。
- 額 … リビングや玄関に飾りやすい。写真立てのような感覚で置ける
- 掛け軸 … 床の間がある家に。お正月や法事の席で広げても映える
- 冊子 … 一人ひとりの思い出や写真も一緒にのせられる。親戚に配りやすい
祖父母に贈るなら、文字の大きさにも気を配りましょう。細かすぎる字は、年を重ねた人には読みにくいことがあります。名前だけは大きめに書く、などの工夫で、ぐっと見やすくなります。
喜ばれる工夫と注意点
喜ばれる工夫
- 主役の人の名前を、真ん中や目立つ場所に置く
- 家族からのひと言を、別のカードにそえる
- 古い写真を一緒に渡して、思い出話のきっかけにする
- 孫やひ孫の名前まで入れて、主役から広がった家族の大きさを見せる
渡すときは、ただ手渡すより、みんなで広げて眺める時間をつくるのがおすすめです。「この人、覚えてる?」の一言から、主役の人にしか話せない昔話が始まることがあります。
気をつけたい点
家系図には、亡くなった人や、離れて暮らす家族も出てきます。家族の中には、ふれてほしくない事情がある人もいるかもしれません。
内緒で準備するときも、家族の誰か一人には相談しておくと、思わぬすれ違いを防げます。
名前の漢字にも注意が必要です。戸籍に書かれた字と、ふだん使っている字が少し違うことがあります(たとえば「高」と「髙」、「辺」と「邊」など)。どちらで書くか、本人や家族に確かめておくと安心です。
よくある質問
還暦は60歳と61歳、どちらで祝う?
数え年なら61歳、満年齢なら60歳の年になります。今は満60歳の誕生日や、その年のお正月に祝うことが多いようです。家族の都合の良いときで大丈夫です。
手作りの家系図でも贈りものになる?
なります。手書きの家系図には、作った人の時間と気持ちがこもっています。形の美しさより、調べてくれたことそのものを喜ぶ人も多いです。
今日の一歩
次の家族のお祝いはいつか、カレンダーで確かめてみてください。半年以上先なら、今から少しずつ準備を始められます。
家系図にそえるなら、苗字から家紋を引くで、家の紋を調べておくのもおすすめです。
文・つっちー



