家系図を子どもと作るやり方|夏休みの自由研究にもなる
家系図を子どもと作るやり方を紹介します。祖父母に話を聞いて、紙に名前を書き、写真や思い出をそえるだけ。自由研究にまとめるときの進め方や、学校で発表するときに気をつけたいことも解説します。

家系図は、子どもと一緒に作ることができます。むずかしい資料は使わなくても大丈夫です。
祖父母に話を聞いて、紙に名前を書いて、線でつなぐ。それだけで立派な家系図になります。調べたことをまとめれば、夏休みの自由研究にもなります。
子どもと家系図を作るやり方
小学生なら、さかのぼるのは祖父母か、ひいおじいさん・ひいおばあさんまでで十分です。
1. 紙と道具を用意する
- 大きめの紙(画用紙や模造紙)
- えんぴつと色ペン
- 家族の写真(あれば)
2. 自分を書く
紙の下のほうに、自分の名前を書きます。兄弟がいれば横に並べます。
3. 親、祖父母と上に書いていく
自分の上に父と母、その上にそれぞれの両親を書きます。線でつないでいくと、木の枝のような形になります。
4. 話を聞いて書き足す
ここが一番楽しいところです。祖父母に電話や手紙で聞いてみましょう。
- 子どものころ、何をして遊んでいた?
- どこで生まれたの?
- 好きだった食べ物は?
名前の横に、聞いた話を一言ずつ書きそえると、その人の顔が見えてくる家系図になります。
5. 写真や絵をそえる
家族の写真があれば、名前の横に小さく貼ってみましょう。写真がない人は、子どもに似顔絵を描いてもらうのも楽しい方法です。
「おじいちゃんは昔、野球が好きだった」と聞いたら、名前の横にボールの絵を描く。そんなふうに、聞いた話を絵にすると、小さな子でも家族のことを覚えやすくなります。
親が手伝うときのコツ
大人がきれいに仕上げようとしすぎないことが大切です。字がはみ出しても、線が曲がっても、子どもが自分で書いた家系図には、その子だけの味があります。
大人の役目は、話を聞く相手につなぐことと、分からない漢字を教えることくらいで十分です。
自由研究にまとめるコツ
自由研究にするなら、家系図に加えて「分かったこと」と「感じたこと」をまとめると形になります。
- 調べた方法 … 誰に、どうやって聞いたか
- 分かったこと … 生まれた場所、昔の暮らし、名前の由来など
- 感じたこと … おどろいたこと、もっと知りたくなったこと
地図に、家族が生まれた場所の印をつけるのもおすすめです。家族が日本のあちこちから集まってきたことが分かると、子どもは目を丸くします。
祖父母が子どものころの暮らしを聞いて、今とくらべるのも良いテーマです。たとえば、テレビはあったか、学校までどうやって通っていたか、どんな遊びをしていたか。自分の毎日とのちがいを、文章や絵でまとめると、読みやすい研究になります。
学校で発表するときの注意点
家系図には、家族のくわしい情報が入ります。学校に持っていく前に、大人が一度目を通しましょう。
- 住所や生年月日は、のせないか、一部だけにする
- 名前は名字だけ、または下の名前だけにする方法もある
- 家族の事情(離婚・再婚・亡くなった人など)は、書くかどうか家族で話し合う
家族の形は、家ごとにさまざまです。どの家族の形も、そのまま大切な家系図です。クラスで発表するときは、友だちの家とくらべて優劣をつけるものではないことも、子どもに伝えておくと安心です。
よくある質問
何年生から作れる?
名前を書いて線でつなぐだけなら、低学年でも作れます。話を聞いてまとめるのは、中学年から高学年くらいがちょうどよいでしょう。中学生なら、戸籍を見せながら、明治や大正に生まれた先祖までさかのぼってみるのも面白い挑戦です。
祖父母が遠くに住んでいる場合は?
電話やビデオ通話、手紙で聞くことができます。質問を紙に書いて送り、返事をもらうのも、子どもにとって良い体験になります。
今日の一歩
今日の夕ごはんのときに、子どもと一緒に「おじいちゃんとおばあちゃんの名前、言える?」と話してみてください。
家紋に興味がわいたら、家紋を人にするで、家の紋を人の姿にして楽しむこともできます。
文・つっちー



