家系図づくりの始め方|最初の1週間でやること
家系図づくりを始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない。そんな方へ、最初の1週間でやることを1日ずつの行動計画にまとめました。わかる人を書く日から戸籍を1通取る日まで、無理なく進められます。

「いつか家系図を作ってみたい」と思いながら、何年もたってしまった。そんな方は少なくありません。
家系図づくりが進まないいちばんの理由は、「何から始めればいいかわからない」ことです。そこでこの記事では、最初の1週間でやることを、1日ずつの小さな行動に分けました。
1日にかける時間は、15分から30分ほどで大丈夫です。
前半(1日目〜3日目):手元の情報を集める
1日目 わかる人を書き出す
ノートを1冊用意して、いま覚えている家族の名前を書き出します。
- 自分、きょうだい
- 父と母
- 父方・母方の祖父母
書き方は自由です。漢字がわからなければ、ひらがなで構いません。わからないところは「?」と書いておきます。この「?」が、これからの調べものの地図になります。
2日目 家族に3つだけ聞く
親や祖父母に、電話でもメッセージでもいいので連絡します。最初から全部聞こうとせず、3つにしぼるのがコツです。
- ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんの名前は?
- 生まれた場所はどこ?
- 本籍地はどこ?
答えはその場でノートに書き写します。「たしか」「だったと思う」というあいまいな話も、そのまま書いておきましょう。
3日目 家の中の手がかりを探す
家の中には、思いのほか手がかりが眠っています。
- 仏壇の位牌(いはい)… 戒名の横や裏に、亡くなった年月日や俗名(生前の名前)が書かれていることがある
- 古いアルバムや手紙
- 冠婚葬祭のときの芳名帳や会葬礼状
見つけたものはスマホで写真に撮っておくと、あとで見返せます。
後半(4日目〜7日目):外に出て確かめる
4日目 お墓を見る
お墓参りをかねて、お墓の文字を確かめます。墓石の横や裏、墓誌(ぼし)と呼ばれる石の板に、ご先祖さまの名前や亡くなった年が刻まれていることがあります。
遠くて行けない場合は、近くに住む親戚に写真をお願いしてもよいでしょう。
5日目 戸籍を1通取る
いよいよ公的な記録に進みます。まずは、自分のいまの戸籍を1通だけ取ってみましょう。
本籍地の役所の窓口のほか、令和6年(2024年)3月からは、本籍地以外の市区町村の窓口でも、自分や親子などの戸籍を請求できるようになりました。最初の1通を手にすると、次にどこへ請求すればよいかが見えてきます。
6日目 ノートを整理する
ここまで集めた情報を、1日目のノートに書き足します。名前、生まれた年、亡くなった年、どこから聞いた話か。情報の出どころも書いておくと、あとで迷いません。
「?」がいくつ消えたか数えてみてください。それが、この1週間の成果です。
7日目 次の「?」を決める
残った「?」の中から、次に調べたいものを1つだけ選びます。「祖父の両親の名前」「曽祖母の出身地」など、具体的にするのがポイントです。
1週間で家系図が完成するわけではありません。けれど、「何をすればいいかわからない」状態からは、確実に抜け出せています。
続けるためのコツ
- 毎日できなくても気にしない。1週間が2週間になっても大丈夫
- 家族に聞いた話は、その日のうちに書く
- 集めた紙や写真は、1つの箱やフォルダにまとめる
今日の一歩
今日は1日目だけやってみましょう。ノートを開いて、自分から祖父母までの名前を書き出してください。5分で終わります。
5日目の戸籍の取り方を先に知っておきたい方は、戸籍の取り寄せ方にくわしくまとめています。
文・つっちー



