家系図をエクセルで作る方法|図形とSmartArtの使い分け
家系図をエクセルやスプレッドシートで作る方法を、図形とSmartArtの2つのやり方でやさしく紹介します。マス目を使った並べ方、線のつなぎ方、あとで直しやすくするコツや注意点もまとめました。

家系図は、パソコンに入っているエクセルでも作れます。
やり方は大きく2つです。図形を自分で並べる方法と、SmartArt(スマートアート)という図の機能を使う方法です。人数が少なければSmartArt、夫婦や兄弟が多くなるなら図形がおすすめです。
図形とSmartArtの違い
まず、それぞれの特徴をつかんでおきましょう。
- SmartArt … 「挿入」から選ぶ、図のひな形です。「階層構造」の中の組織図などを使うと、上から下へ広がる形がすぐにできます。ただ、夫婦を横に並べるのが苦手です
- 図形 … 四角や線を自分で置いていく方法です。手間はかかりますが、夫婦・再婚・養子など、どんな形にも合わせられます
Googleのスプレッドシートでも、「挿入」の「図形描画」で似たことができます。ただ、細かい図はエクセルのほうが作りやすいと感じる人が多いようです。
家系図をエクセルで作るやり方
図形で作る(基本の手順)
いちばん自由に作れるのが、図形を使う方法です。
- 列の幅をせまくして、シートを方眼紙のようなマス目にする
- 「挿入」→「図形」から四角を選び、一人分の枠を作る
- 枠に名前と生没年(生まれた年と亡くなった年)を入れる
- 枠をコピーして、人数分並べる
- 「図形」の「コネクタ」(線)で、親子や夫婦をつなぐ
マス目にしておくと、枠の位置がそろいやすくなります。「Alt」キーを押しながら動かすと、枠がセルの線にぴたりと合うので便利です。
線は、ふつうの直線ではなくコネクタを使うのがコツです。コネクタは枠の点にくっつくので、あとで枠を動かしても線が一緒についてきます。
SmartArtで作る
手早く形にしたいときは、SmartArtが向いています。
- 「挿入」→「SmartArt」→「階層構造」を選ぶ
- 左のテキスト欄に、いちばん上の人の名前を入れる
- 改行して「Tab」キーを押すと、一段下(子の世代)になる
- 「Shift」と「Tab」で一段上にもどる
文字を打つだけで、図が自動で並びます。祖父母から孫までの、まっすぐな流れを見せるのに向いています。
いっぽうで、夫婦の線や、兄弟の順番を細かく直すのは苦手です。人数が増えて形が崩れてきたら、図形に切りかえるのも一つの手です。
作るときの注意点
エクセルの家系図は、あとから書き足すことが多いものです。直しやすくする工夫をしておきましょう。
- 名前の一覧を別のシートに作る … 名前・読み・生没年・続柄(本人から見た関係)を表にしておくと、図と見比べて確かめられます
- 一世代を一行にそろえる … 同じ世代を同じ高さに置くと、ひと目で世代がわかります
- 印刷の向きを先に決める … 横に広がりやすいので、用紙は横向きが使いやすいです
- 保存はこまめに、日付を入れて … ファイル名に日付をつけると、前の版にもどれます
形の決め方(縦に並べるか、横に並べるか)は、別の記事でもくわしく紹介しています。
よくある質問
エクセルの家系図は何人くらいまで作れますか?
シートは広いので、人数の上限はほとんど気にしなくて大丈夫です。ただ、50人をこえると一枚の紙に印刷しにくくなります。家ごとにシートを分けると見やすくなります。
スマホのスプレッドシートでも作れますか?
見る・文字を直すことはできますが、図形を並べる作業は画面が小さくやりにくいです。図はパソコンで作り、スマホでは確認に使うのがおすすめです。
今日の一歩
まずはエクセルを開いて、自分と両親の3人分だけ、枠を置いてみてください。線でつないでみると、家系図の「型」が手の中に入ってきます。
その先、だれを書き足せばいいか迷ったら、家系図診断で自分に合った進め方を確かめてみてください。
文・つっちー



