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縁起物の意味一覧|だるま・招き猫・熊手・鶴亀・松竹梅・破魔矢

縁起物の意味を一覧でやさしく解説します。だるま、招き猫、熊手、鶴亀、松竹梅、破魔矢など、身近な縁起物に込められた昔の人の願いや由来、飾り方の考え方まで、言い伝えとして楽しめるようにまとめました。

縁起物の意味一覧|だるま・招き猫・熊手・鶴亀・松竹梅・破魔矢

お正月やお祝いの席で目にする、だるまや招き猫、鶴亀の飾り。こうした品は「縁起物(えんぎもの)」と呼ばれ、昔から暮らしの中で大切にされてきました。

縁起物には、それぞれに込められた願いがあります。意味を知ると、飾るときの気持ちも少し変わってきます。この記事では、代表的な縁起物の意味と由来を、言い伝えとして紹介します。

縁起物とは

縁起物とは、よいことが起こるように、という願いを込めた品のことです。「縁起がよい」とは、物事のはじまりや前ぶれがよい、という意味で使われます。

縁起物は、持っていれば必ず幸せになれる、というものではありません。家族の健康や商売の繁盛、長生きなど、昔の人が大切にした願いを形にしたものだと受け止めると、より身近に感じられます。

願いを込めた縁起物

だるま

だるまは、禅宗を開いたとされる達磨大師(だるまだいし)の座禅の姿をもとにした人形です。倒してもすぐに起き上がる形から、「七転び八起き」の象徴とされてきました。

願いごとをするときに片目を入れ、かなったらもう片方の目を入れる、という風習があります。目の入れ方は地域によって違います。

招き猫

招き猫は、片手をあげて人や福を招く姿の置物です。一般に、右手をあげた猫はお金を、左手をあげた猫は人やお客さんを招くと言われます。商売をする家やお店でよく見かけます。

熊手

熊手は、落ち葉などをかき集める道具です。その形から「福をかき集める」「運をかき込む」縁起物とされてきました。

毎年11月の酉の日に開かれる「酉の市」で、飾りのついた熊手を求める風習が知られています。

長寿やおめでたさを表す縁起物

鶴亀

「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるように、鶴と亀は長寿の象徴とされてきました。結婚式や長寿のお祝いの飾りによく使われます。

松竹梅

松竹梅は、もとは中国で「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」と呼ばれ、寒さの中でも力強い植物として大切にされてきたと言われます。

  • 松:冬でも緑を保つことから、長寿や変わらない心
  • 竹:まっすぐ伸び、折れにくいことから、成長やしなやかさ
  • 梅:寒い時期に先がけて咲くことから、忍耐や華やかさ

日本では、お正月の飾りやお祝いの品に広く使われています。

破魔矢

破魔矢(はまや)は、お正月に神社などで授かる矢の形の縁起物です。「魔を破る矢」という意味で、悪いものを祓い、一年の無事を願うものとされています。

もとは、年のはじめに弓矢で一年を占う行事に由来するという説があります。男の子の初正月に、破魔矢や破魔弓を贈る風習がある地域もあります。

縁起物を飾るときの考え方

縁起物の飾り方に、全国共通の厳しい決まりはありません。目線より高く、きれいな場所に飾るとよい、と言われることが多いようです。

役目を終えただるまや破魔矢は、神社やお寺でお焚き上げ(感謝をこめて燃やして供養すること)をしてもらう方法があります。受け付けの有無や時期は、寺社や地域によって違います。大切なのは、一年守ってくれたことに感謝する気持ちだと言われます。

家にある縁起物の由来を聞いてみる

今日できる小さな一歩は、家にある縁起物について家族に聞いてみることです。

「このだるまはいつから飾っているの?」「この掛け軸の鶴亀は誰が選んだの?」。そんな問いかけから、ご先祖さまの願いや、家族の思い出話が聞けるかもしれません。代々大切にされてきた飾りには、その家ならではの物語があります。

話を上手に引き出すコツは、家族への聞き方にまとめています。

文・つっちー

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